2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『嘘だらけのヨーロッパ製世界史』(岸田秀)感想

嘘だらけのヨーロッパ製世界史作者: 岸田秀出版社/メーカー: 新書館発売日: 2007/02メディア: 単行本 クリック: 232回この商品を含むブログ (30件) を見る 本書は5つに分けて考えることが出来る。 ・バナールが『黒いアテナ』で行った主張について ・『黒い…

『民権と憲法 シリーズ日本近現代史②』(牧原憲夫)感想

民権と憲法―シリーズ日本近現代史〈2〉 (岩波新書)作者: 牧原憲夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/12/20メディア: 新書購入: 3人 クリック: 44回この商品を含むブログ (44件) を見る シリーズ第一巻とはうって変わって、淡々と事件が過ぎていく感じ。…

『劇的ワンペーパー』(中野雅至)感想

劇的ワンペーパー One-Paper Magic作者: 中野雅至出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/03/23メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 1回この商品を含むブログ (18件) を見る キャリア官僚から公募で大学教授に転じた人の書いた、ビジネス向けの文章本…

『鋼殻のレギオスV エモーショナル・ハウル』(雨木シュウスケ)感想

エモーショナル・ハウル―鋼殻のレギオス〈5〉 (富士見ファンタジア文庫)作者: 雨木シュウスケ,深遊出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2007/01/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (59件) を見る これ、面白いか? レイとんに想…

『阿修羅ガール』(舞城王太郎)感想

阿修羅ガール (新潮文庫)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/04/24メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 100回この商品を含むブログ (414件) を見る 主人公の内側に潜り込んで潜り込んで妄想世界でうんたらかんたら。今Wikipedia見てきてや…

『幕末・維新 シリーズ日本近現代史①』(井上勝生)感想

幕末・維新―シリーズ日本近現代史〈1〉 (岩波新書)作者: 井上勝生出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/11/21メディア: 新書購入: 6人 クリック: 59回この商品を含むブログ (55件) を見る Interestingな本。民意に支えられた明治維新みたいな幻想を軽々と…

『戦闘妖精・雪風』(神林長平)感想

戦闘妖精・雪風(改) (ハヤカワ文庫JA)作者: 神林長平出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2002/04/01メディア: 文庫購入: 26人 クリック: 347回この商品を含むブログ (221件) を見る 各所で絶賛されていたりするが、どうも私には受け容れられなかった。この小…

『殺×愛 6』(風見周)感想

殺×愛6―きるらぶSIX (富士見ファンタジア文庫)作者: 風見周,G・むにょ出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2007/02メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (32件) を見る 各所であざといあざとい言われております。 本当にあざとい。 終盤なんぞ…

『カイシャ英語』(ディビッド・セイン)感想

カイシャ英語――取引先を「Mr.」と呼んだら商談が破談? (講談社+α新書)作者: D.セイン出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/02/21メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る 新書とはいえ、タイトル通りビジネス向けなので注意。 そして…

『もし、日本が中国に勝っていたら』(趙無眠/富坂聰訳)感想

もし、日本が中国に勝っていたら (文春新書)作者: 趙無眠,富坂聰出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/02/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (12件) を見る 中国人による、中国の反日へのカウンター。中国の悪行や日本の善行(…

『DDD 1』(奈須きのこ)感想

DDD 1 (講談社BOX)作者: 奈須きのこ,こやまひろかず出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/01/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 117回この商品を含むブログ (418件) を見る 『空の境界』をスプラッタにした雰囲気。 完成度は『空の境界』に数段劣る。 …

『ガンパレード・マーチ 山口防衛戦』(榊涼介)感想

ガンパレード・マーチ 山口防衛戦 (電撃文庫)作者: 榊涼介,きむらじゅんこ出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2007/03/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (48件) を見る まあまあ面白いけれど、かなり消化不良。 自然休…