2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『失敗学のすすめ』(畑村洋太郎)感想

失敗学のすすめ (講談社文庫)作者: 畑村洋太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/04/15メディア: 文庫購入: 30人 クリック: 182回この商品を含むブログ (167件) を見る Z会の「不合格体験記」にも相通じるところがある「失敗=成功の母」論。 言い換えれ…

『ケータイ・プチポエム』感想

ケータイ・プチポエム (コバルト文庫)作者: 阿部和重,加藤千恵,コバルト編集部出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/12メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 43回この商品を含むブログ (11件) を見る ケータイからのみ応募可、100字まで、機種依存文字不可、と…

『江戸のノイズ』(桜井進)感想

江戸のノイズ―監獄都市の光と闇 (NHKブックス)作者: 桜井進出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2000/02メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 29回この商品を含むブログ (10件) を見る この本を読むのに2週間ぐらいかかったのかなぁ……とにかく後半がわ…

『日本の歴史05 律令国家の転換と「日本」』(坂上康俊)感想

律令国家の転換と「日本」 (日本の歴史)作者: 坂上康俊出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/03/08メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見る もう息切れしかけです(笑) 薬子の変、承和の変などの歴史的意義ってホンマはこうやった…

『大学教授コテンパン・ジョーク集』(坂井博通)感想

大学教授 コテンパン・ジョーク集 - Classic Jokes and Puns on Professors (中公新書ラクレ (183))作者: 坂井博通出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/07/11メディア: 新書 クリック: 8回この商品を含むブログ (11件) を見る この9冊の中で唯一のハ…

『IT汚染』(吉田正和)感想

IT汚染 (岩波新書 新赤版 (741))作者: 吉田文和出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2001/07/19メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る 大学の教養の授業での推薦図書だったので読んでみました。正直、背骨の話はその授業でセンセが語ってくれたので…

『狂気と王権』(井上章一)感想

狂気と王権作者: 井上章一出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 1995/05/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る まあ微妙なんがタイトルでして、『狂気と皇権』とか『不敬、狂気』とかにしてみたら内容に合うんじゃないかと。…

『戦略思考ができな日本人』(中山治)感想

戦略思考ができない日本人 (ちくま新書)作者: 中山治出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2001/07メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る で、まあこれも日本と西洋を対比する比較文化論なわけです(笑) ただ、作者の提唱する“日本と西欧文明の基本…

『評論家入門』(小谷野敦)感想

評論家入門―清貧でもいいから物書きになりたい人に (平凡社新書)作者: 小谷野敦出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2004/11/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 52回この商品を含むブログ (110件) を見る へぇほぉ、と面白く読めました。日本−西洋の比較文化…

『ウォータースライドをのぼれ』(ドン・ウィンズロウ)感想

ウォータースライドをのぼれ (創元推理文庫)作者: ドン・ウィンズロウ,東江一紀出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2005/07/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 10回この商品を含むブログ (64件) を見る やっと出た!! ドン・ウィンズロウ”ニール・ケア…

『日本の歴史04 平城京と木簡の世紀』(渡辺晃宏)感想

平城京と木簡の世紀 (日本の歴史)作者: 渡辺晃宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/02/07メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る おわかりかとは思いますが、私は大学で日本史を専攻しています、はい。「1回生のうちは通史を読…

以下は手抜き感想9連発。

とりあえず、丸山真男って一応は読んでおかなきゃならないようですね。 当然ながら、網野善彦と石母田正は視野に入れてます。