『戦闘妖精・雪風』(神林長平)感想
- 作者: 神林長平
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2002/04/01
- メディア: 文庫
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各所で絶賛されていたりするが、どうも私には受け容れられなかった。この小説には、「群青の空を越えて」*1と同じような、空の物語でかつ感情移入をさせないものを感じる。私には、深井零の“雪風”に対する偏愛が理解しがたいし、落ちまくる彼がエースであるとはどうしても信じられない(落ちても生還する、という意味では特殊戦のエースか)。
こう概観すると、「群青の〜」は「雪風」のオマージュということなのかもしれない。
★★★☆☆
*1:小説ではなくエロゲである。