『日本の歴史06 道長と宮廷社会』(大津透)感想
- 作者: 大津透
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/04/06
- メディア: 単行本
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interesthingというか、知らないことばかりです。情けなや。
私は日本史学専攻とはいえ、高校で日本史を習っていない文転組なので*1、そこいらへんが生粋の日本史スキーと知識差が大きいんだと思う。
とにかく行事所とか弁官局とかがかっこよかった。寛弘の四納言とかステキすぎる。
あと気になったことは、「死刑は名誉」である、って概念が存在したこと、そしてその概念は唐から律を輸入してきたときにくっついてきたものだったこと。気になったというか、精神史*2をやろうとしてる私にはすっごい刺激になった。
個人的5段階評価ではA。なんか、日本史関連の書籍にはほとんどA出してる気がしないでもない。