『ゆめのつるぎ 少年源頼朝の巻』(若木未生)感想

Cobalt4月号(感想はこちら)で気になっていた小説なので、買ってみました。
約半分が雑誌掲載されていたので、これと言った感想は無いです。
これが歴史小説ではなくライトノベルと定義される理由は、コバルト文庫から出ているというのが第一なのでしょうが、登場人物の喋りが現代風なところにあると思います。


乙女ちっく通信でCobalt6月号の内容が出ており、『ゆめのつるぎ』は、読み切りで『間狂言 平頼盛のこと』と出ていました。間狂言は能の一部なのに、能の(体系としての)成立は室町以降である以上、平安末期のことに使うのはどうかなぁ、と思いましたが、そんなん普通やんなぁ、と苦笑しております。


とりあえず若木さんに期待することは、義経の扱い一点だけです(笑)美少年で出てきたら読むのやめちゃおうかと思ってます。


個人的5段階評価ではCです。